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Microsoftが「蚊取り装置」を開発。ジカ熱などの伝染病対策へ

   

IT速報 http://ift.tt/28OkBTG

米テキサス州南部の沿岸部に、米マイクロソフトが開発した新型の蚊取り装置の試作機が設置、地元の衛生当局と連携して、ジカ熱など蚊が媒介する感染症対策に役立てたい意向だ。

同州ハリス郡は、これまでに仕掛けた従来型の蚊取り器数百個に加えて、新型の蚊取り装置10基を新たに試験配備して7月上旬ごろから運用を開始する。同装置に蚊が入ると、それぞれを捕獲した日時や気温、湿度、光度などを記録する。

いずれ蚊の種類も判別できるようになる見通しで、ジカ熱などを媒介する蚊が入ると、ハリス郡の公衆衛生局に自動的に通知される仕組み。「これで意思決定が迅速化できる」と当局者は期待する。これまで感染症を媒介する蚊の発生時期は正確には特定できていなかったが、同装置はそうした蚊の生態についての研究にも役立つ見通しだ。

マイクロソフト研究部門が同装置の開発に乗り出したのは、エボラ熱が流行していた2015年だった。最新技術を使って予期しない感染症が発生する確率を抑えられるかどうか見極めたい意向だという。

高さ30センチほどの蚊取り容器は三脚の上に設置され、内部は64の小部屋に分かれて蚊をとらえる。二酸化炭素を放出して蚊を引き寄せ、いずれは中に入った蚊に赤外線を照射して反射具合によって蚊の種類を識別できるようにしたい考え。特定種の蚊が入るとばね仕掛けの扉が自動的に閉まり、目的の蚊ではないと分かれば扉は開いたまま蚊を逃がす。
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